弊社管理の墓石は、中国工場で切り出され加工されます。昨今では、中国産にあまり良いイメージは持たれませんが、墓石に遣われる天然石は、人類が生まれる前から地球に育まれたものであり、お国柄によってその良し悪しが左右されるものではありません。大切なのは「どのような技術者が携わるか」です。今村石材では、万全な体制を以て、品質、加工技術を守り続けています。大正時代から続く地元熊本の企業として、安心してお任せ頂けると幸いです。
お墓になる前の石を収集します。
ゴツゴツとした形の石を大まかに切り分けます。
更に切りわけられ、少しずつ墓石らしい形へと加工されていきます。
綺麗な角が出るよう、繊細な加工作業が続きます。
良い形を作るには、機械の力だけでは不十分です。人の手も交え、より上質な形への加工が続きます。
人の手による作業は続きます。美しい彫刻を施した後は綺麗に磨き上げ、完璧な表面仕上げを行います。
無事に加工された墓石は、熊本県大津町にある自社工場へと搬入され、丁寧な検品、そして繊細な文字彫刻・着彩技術者の手へと移ります。一口で技術と言っても、そこには職人一人一人が手で目で、繰り返し造り続けることで体得してきた、技の研鑽の歴史が綴られています。一生を刻む墓石だからこそ、私たちはそこに妥協を許すことが出来ないのです。
弊社では、熊本県大津町に自社工場を保有しており、ここでは加工された墓石の最終仕上げ工程を行っております。
搬入された墓石に文字の彫刻を行います。彫刻される文字の書体は複数あり、お客様にお好みのものをお選び頂くことができます。
文字のほか、装飾の彫刻も行います。腕の確かな職人による繊細で美麗な彫刻が施されます。
サンドブラスト加工により、石を削り彫刻を施します。
彫り作業工程が全て終了すると、次は着色へと移ります。
彫り込んだ文字をジク付きダイヤモンドで綺麗にさらい、きれいな発色のための下処理を行います。
職人の手により、丁寧な着色作業が行われます。
乗った色の上から金箔を貼り付けていくと、絢爛な墓石像が浮かび上がってきます。
丁寧に時間をかけ、いよいよお墓の完成です。
もちろん、お墓を支える土地の整備にも妥協しません。2016年に熊本を襲った大きな地震以降、その重要性はより高くなりました。徹底管理の下での基礎工事から耐震施工、そして丁寧な製品設置までを抜かりなく行います。